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2011年9月19日 (月)

中村由利子 ピアノファンタジーVOL.22 2011

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家族3人で、作曲家&ピアニストの中村由利子さんのコンサート「ピアノファンタジー2011」に行ってきました。

中村由利子さんのコンサートは、白鳥英美子さんとのジョイントコンサート以来4年ぶり。
娘の受験が終わったら絶対に行こうと、心に決めていました。
(ちなみに、もう1つ行こうと思っていたのが、今週末予定のキャンプです。)

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コンサート会場は、銀座中央通りにあるヤマハホール。
チケット申し込みが遅れ、2階席からの鑑賞となりましたが、ホールの音響効果が素晴らしく、また先頭の席だったので、由利子さんの表情をしっかり見られてよかったです。

由利子さん、相変わらず美しく、そして可愛らしかったです。

演奏は「えがおの日まで」から始まりました。

この曲は、3.11東日本大震災の被災者の方々に対し、自分の天職である音楽を通じて何か役に立てないかと作曲/演奏され、YouTubeに投稿されたそうです。

2番目の曲が「ノナの星」。三鷹の森ジブリ美術館で上映されている宮崎駿監督の短編映画「星をかった日」のテーマ曲です。
幼き日を思い出させてくれるような懐かしさを感じさせる曲です。

5曲目が「哀しみのラプソディ」でした。
YouTubeで聴ける曲を、演奏順に紹介します。(^^)

今回の演奏曲目で、個人的に特に嬉しかったのが、彼女の代表曲であり、私の大好きな「Fantasia(ファンタジア)」と、やはり私の大好きな曲「Monsoon(モンスーン)」の生演奏が聴けたことです。

6曲目「ファンタジア」での音の重なりは、とても一人で奏でるピアノの音とは思えないほど幾重にも重なり、そして広がっていきました。
ピアノという楽器の美しさを最大限に引き出してくれる名曲中の名曲です。
ゲスト出演の植木昭雄さんのチェロも驚くほど美しい音色で、ピアノとチェロの音の響宴が素晴らしかったです。
 

 15分の休憩をはさんで始まった2部1曲目の「Dear Green Field」。この曲も透明感あふれた美しい曲で好きです。

中村由利子 モンスーン

 こちらは、2部での6曲目「Monsoon(モンスーン)」。 YouTubeではないのですが、どうしても紹介したくて、リンクを貼ります。ちょっと中国サイトで怪しい雰囲気ですが...

 この曲も生で聴きたいとずっと思っていましたが、ようやく叶いました。
 夏の熱い風、大地の息吹のようなものを感じさせてくれる、きらりと光る曲です。由利子さんのお話によれば、イメージは南欧のポルトガルあたりのようですが、個人的には北アフリカのモロッコのイメージを持っていました。

 あと生で聴いてみたいのが、ジェットストリームのエンディングになった「トワイライト・ウィンズ」、「雪の伝説」など。

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 こちらは、ゲスト出演されていたチェリストの植木昭雄さん。非常にかっこいいイケメンでした。
 由利子さんのコンサートでは、「イメージリクエスト」という、観客から「こんなイメージの曲を作ってほしい」というリクエストをその場で聞いて、即興で作曲し演奏するコーナーがあります。
 今回は、初の試みでチェロと合奏をすることになり、植木さんのために即興で譜面を由利子さんが書いている間、植木さんがその場をトークで繋ぐことになりました。

 植木さんは、やや緊張気味でしたが、何とも言えずやさしい雰囲気で、由利子さんとの音楽の出合いなどを語られました。とてもよかったです。
2歳の娘さんがおられるそうで、ネットでプロフィール等検索してみると、2年前にCA(キャビンアテンダント)の方と結婚され、披露宴は美男美女の新郎新婦を囲んで、音大仲間とCAたちでものすごく盛り上がった話とか、また、お父様がチェロ製作をされているらしく、父の作ったチェロを息子が奏でているといった話がありました。

 なお、できあがったイメージリクエストは、とても即興曲とは思えないもので、中村由利子さんの素晴らしい才能に、改めて感服したのでした。まさに“音楽の泉に住む女神”でした。

 ラストの曲は、「あなたが微笑む日」。この曲も名曲中の名曲。安らかな感じが本当に好きですね。娘も好きで、昔、ピアノの発表会で弾いていました。

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コンサート一部の終わりの2曲「Flow into paradise〜流れ〜」と「月に寄せる歌」がとてもよく、これが昨年末に発表されたコラボアルバム「音と色のあいだ」に収録されていると知り、休憩時間に並んで購入しました。
由利子さんのCDは、近所のCDショップに置いていないので、新しいのが出たことも知りませんでした。
CD画集と銘打たれ、由利子さんの曲と画家の田中章恵の絵とが対になっています。
幻想的な感じの絵ですね。

コンサートの帰り際に、本日会場でCD等を購入した人には、その場で直筆のサインをいただけることがわかり、娘が長い行列に並んで、サインをもらってきました。
その際、由利子さんとも、一言二言お話ができたとのこと。
「父が由利子さんを好きで、それでCDを聴いて育って、自分もファンになった」ことを伝えたそうです。由利子さんからは、笑顔とともに、言葉をかけられたようです。
無言でサインをいただく人たちばかりの中、ちょっと出しゃばり過ぎたかと本人はちょっと気にしていました。でも、憧れの由利子さんと話しができて嬉しそうでした。

それにしても、長時間の演奏を終えたばかりで疲れているでしょうに、ファンのために、笑顔を絶やさず、ひたすらペンを走らせる由利子さんに、頭が下がる思いでした。

なお、このCD「音と色のあいだ」を帰ってから聴きましたが、よかったです。
特にいいなと思ったのが、コンサートでも2部2曲目に演奏された「The Table of the Tree 〜樹〜」です。

聴きながら、なんとなく由利子さんが、「ふっきれた」のではないか?と感じました。
音の透明感がいっそう研ぎすまされ、まるで山の清流のように滑らかに、リズムとメロディが心に流れてきました。
私だけの感覚かもしれないのですが、前作「微笑みの軌跡~The Place To Return~」では、美しい旋律を生み出す苦しみのようなものも、何となく感じられたので...

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演奏された曲目一覧です。
大満足のコンサートとなりました。

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帰りは暮れなずむ銀座の街を「銀ブラ」です。
それにしても蒸し暑い!

鳩居堂という和紙と書画の専門店で、家内がお買い物。
私もさわやかなお香が香る店内で、涼みました。

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お腹も空いたので、有楽町マリオンの近くにあるビアホール「ニュートーキョー」に行きました。
銀座中央通りの「ライオン」は、混んでいて行列が出来ていました。

親子3人で、今日という良き日に乾杯しました。
今週末は、結婚22周年。苦労はもちろんありますが、でも、やはり幸せな毎日を送っています。

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